日本の心が育つまち
~たくましさと温もりをめざして~
津久見市って、どんなところ?

津久見市は大分県の南東部に位置し、豊後水道に面した穏やかな街です。
北に臼杵市、南に佐伯市と境を接し、津久見湾の湾口部を囲うようにして半島部の典型的なリアス海岸が伸びており、それを囲うようにして山地が三方から馬蹄型に囲んでいます。
さらに有人離島やみかんの段々畑等、豊かな自然を身近に感じることができます。
セメント産業で栄えてきたため石灰鉱山の独特な景観を有しており、セメント工場があることから「セメント町」という地名も存在します。
住所にセメント町と記載できるのは日本でもここ津久見と山口県小野田市の2箇所だけというユニークな一面ももっています。
また、JR日豊本線、東九州自動車道の開通により都市部へのアクセスは良好で、利便性の高い広域交通条件を備えています。
都市部ではできない「津久見らしい“ゆとりある生活”」をおくれる街です。

くらしの環境は?
海と山に囲まれた環境から、大きな寒暖の変化はなく比較的温暖な気候に恵まれ、台風などによる自然災害も比較的少ない傾向にあります。
市の中心部には公共施設や商業施設、金融機関など生活に必要な施設が集積しており、コンパクトな街が形成されています。
また津久見市の顔とも言える大型遊具を備えたつくみん公園には、市内外から多くの利用者が訪れ、子ども連れの家族で賑わっています。
各地区では今も地区独自のお祭りが催されており、小さなお子さんが伝統芸能を継承すべく参加して盛り上げてくれます。
港の風景 つくみん公園 堅浦地区祭り
子育ての環境は?
津久見市は現在、待機児童数ゼロ!
幼稚園5箇所、保育園3箇所と受入れ許容数は充実しています。
子どもたちが日ごろ幼稚園・保育園や小学校で学んだことは、夏に行われるつくみ港まつりや秋のふるさと振興祭など、市民の前で日頃の成果を発表する機会が与えられ、市を挙げて子どもたちの成長を見守っています。
また、幼少期から学外活動が活発で、少年野球をはじめ様々なスポーツが行われており、それぞれ優秀な成績を収めています。
さらに昭和54年に発足した樫の実少年少女合唱団は、現在園児から大学生まで100名以上の団員で構成されており、定期演奏会や福祉施設への訪問など奉仕活動も行っています。
大分県内のみならず東京でも公演するなどそのパフォーマンスは圧巻です。
子育てに関する補助制度についてはこちら

特産はなにがあるの?
基幹産業であるみかん栽培は、温暖な気候と水はけの良い土壌によって、糖度が高く風味の良いみかんに仕上がります。
津久見みかんを代表する「温州みかん」だけでなく「さんつくみ」や「ポンカン」などバラエティーに富んだみかんが栽培されています。
漁業も盛んで、豊後水道の恵まれた漁場ではアジ、サバをはじめとする様々な魚介類が水揚げされます。
秋ごろからは独特の甘みと触感が特徴の「モイカ」が旬を迎え、市内の料理屋で食べることができます。
近年マグロやブリ、ヒラメなどの養殖も活発に行われており、特にマグロについては世界唯一の技術を用いて稚魚から育ててブランド化しています。

どんなイベントがあるの?
津久見市の3大イベントといえば「つくみ港まつり(花火大会)」「つくみ扇子踊り」「ふるさと振興祭」です。
つくみ港まつりでは防波堤から打ち上げられた花火が群衆の真上で開き、地響きとともに降り注ぐようで迫力満点です。
つくみ扇子踊りは約450年前、大友宗麟が豊後を治めていた時代に、戦没した勇士や農民への供養の願いを込めて創設したと言われており、市民も参加して美しい扇子を回しながら舞い踊ります。
つくみ港まつり つくみ扇子踊り ふるさと振興祭
津久見の島ってどんな島?
津久見市は無垢島と保戸島という個性豊かな島を有しています。
島へは街の中心部にある津久見港からフェリーで25分程で行くことができます
保戸島はマグロの遠洋漁業の基地として栄えた島で、狭い土地に3階建て鉄筋コンクリート造りの家が乱立する様子が特徴的です。
無垢島は漁業を主な生業とした島で、その他天然で純度の高い椿油も採ることができます。
近年ではアンモナイトなどの化石が発掘されたこともあり、地質学者が訪れたりとコアなファンもいるようです。
フェリー乗り場(離島交流館) 保戸島 無垢島